応募について電話で問い合わせ
転職したい会社が選択できれば、いよいよ応募することになりますが、応募内容に不明な点や確認したい事項があれば、電話やメールで問い合わせることになります。
常識として、電話をかける時間は、深夜や早朝を避け、担当者も勤務中ですから、忙しいことが予想される始業時・昼食時・終業時も控えます。
まだ在職中で、会社から堂々と電話できない場合などは、外出した際に、なるべく静かなところから、携帯電話で電話します。
先方が電話に出たら、まず名乗り、求人を知ったきっかけを話し、問い合わせたいことがあるので担当者につないでほしい旨を頼みます。
電話のかけ方で社会人としての常識度がわかりますので、言葉使いには注意します。
最初の電話で第一印象が決まり、これがよければ、採用決定においても有利に働きますから、電話から面接が始まっているつもりで応対します。
担当者が出たら確認したいことを尋ねますが、質問内容は何を聞いてもよいというわけではなく、募集広告に出ていることを重ねて尋ねるのは、理解力のなさを露呈するようなものです。
また、給与など面接もしていない時点で答えられないことを聞くのも失礼ですので、最初の電話はあくまでも応募に関することに絞り、勤務実態や職務に関する質問は面接時にするようにします。
相手の回答はメモを取り、また、万が一その場で志望理由を聞かれてもいいように、あらかじめ答えを用意しておきます。
①まず名乗る。
「私、＊＊＊＊と申します。＊月＊日付けの＊＊＊＊で御社の求人広告を拝見いたしました。それにつきまして、お尋ねしたいことがありますので、ご担当の方をお願いできますでしょうか。」
②担当者が出たら再び名乗り都合を確認する。
「お伺いしたいことがあるのですが、今お話してよろしいでしょうか。」
③質問があれば質問します。
「広告には応募書類についての記載がございませんでしたが、履歴書と職務経歴書だけでよろしいのでしょうか。」
④お礼を述べて電話を切る。
「ありがとうございました。それでは応募書類をお送りさせていただきますので、よろしくお願いいたします。ではごめんください。」
＊担当者不在の場合
「それでは、こちらからまたかけ直します。何時頃ならよろしいでしょうか。かしこまりました。ではその時刻にかけ直します。ごめんください。」
＊面接の約束をする場合
「＊月＊日の＊時でございますね。かしこまりました。その時刻にお伺いいたします。応募書類はその前に届くよう、すぐにお送りいたします。」 |
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