ハローワークの知識
ハローワークとは、正式には「公共職業安定所」という国の職業紹介機関をいい、仕事を探している人に対して企業から求人を紹介してくれるところをいいます。
逆に企業側からだと、ここに求人を出して社員やアルバイト・パートの募集を行なうことができます。
また、雇用保険の業務を行なっており、会社を退社した人はハローワークで受給手続を行い、人を採用した会社はハローワークで加入手続を行ないます。
仕事を探している人であれば、雇用保険に加入していても、加入していなかった人でも自由に利用できます。
雇用保険に加入して退職した人は、受給手続をすると同時に求職登録を行い、加入していない人は求職登録だけを行ないます。
ハローワークは在職中でも利用することができますので、転職を決めたら仕事探しをすることができます。
開庁時間は、基本的に午前8時から午後5時までで、都心の大型ハローワークや一部の関連機関では、午後7時まで開いています。
また、以前は午前11時から午後1時までの昼休みは窓口が閉まっていましたが、最近はその時間帯も窓口を開けていることが多くなっています。
土日は休みですが、土曜のみなら都心の大型ハローワークや関連機関では開庁しているところもあります。
ハローワークでは、まずここに申し込まれた企業の求人を検索することができ、タッチパネル式のパソコンに自分が希望する職種・業種・条件などを入力して検索するシステムになっています。
ハローワークの求人検索は、膨大な数の登録求人から検索できるのがメリットで、全国で30万〜50万件もの求人が常時登録されています。
ハローワークに登録されている求人のほとんどは、従業員100人以下の中小企業ですから、給料や休日、福利厚生面などの条件、待遇面では大手に比べて見劣りしますが、だからといって条件のよい仕事を見つけられないわけではないのです。
ただ、よい条件の求人ほどすぐに募集を締め切るため、根気よく探すことが大切です。
また、職業相談、紹介窓口へ行くと、担当の職員が応募したい会社へ電話して、面接のアポイントまで取ってくれるようになっており、口下手で企業の担当者に電話してもうまく話せない人にとっては、ありがたいサービスです。
最近は事前に書類選考を実施する企業が多くなっていますから、紹介されてすぐに面接できることは少なくなっていますが、その場合でも、応募前に年齢制限や条件の細かい点を職員を通して求人企業に問い合わせをしてもらうことはできます。
ハローワークの紹介で求人に応募する場合は、ハローワーク発行の紹介状が必要になります。
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